簡単ではないけど変化率は大きい
フォローできる範囲でしかお勧めできない
税務顧問契約をさせて頂いている
お客様はみなさんクラウド会計を
をご利用して頂いています。
税務顧問の契約時に
クラウド会計の利用を案内して
ご利用頂くことになったケース
もありますし、
契約前の時点で既にクラウド会計
をご利用されていたケースもあります。
また、スポットでのご相談として
クラウド会計の導入をサポートする
ケースもあります。
その形態は異なるにしても
お客様にはクラウド会計をご利用
頂いているわけですが、
私自身が関わらない方に対しても
クラウド会計をお勧めできるかというと
必ずしもそういうわけではありません。
あくまで、
自分自身がフォローできる範囲だからこそ
クラウド会計をお勧めしている
わけです。
クラウド会計は最初に苦労するもの。あとはいかに苦労を減らすか。
なぜ、クラウド会計をお勧めする範囲を
自身がフォローできる方に限定しているか
というと
クラウド会計の導入は最初に苦労するもの
だからです。
クラウド会計に限らず
どんな会計ソフトを使用するにしても
勘定科目や補助科目の設定は
必要になります。
日常的な取引の登録を
どんな仕訳で行うかなど
決めておかないといけないこと
がありますよね。
クラウド会計だとこれに加えて
ネットバンキングやクレジットカード、
その他のWebサービスとの連携の設定、
連携サービスから取得した取引明細
に対する自動仕訳ルールの設定
なども必要になります。
自動で勘定科目、補助科目、摘要など
推測させる設定を行うにしても
連携を始めてみて、2ヶ月、3ヶ月と
使ってみてはじめてどういう設定が
適切かということが分ってくるんですよね。
また、各種サービスから自動で
連携させる取引データ以外にも
手動で登録することが必要な取引や
CSVデータやExcelの出納帳から
取込みを行うデータもあります。
クラウド会計自体の設定に加え
どう利用しているのか
仕事の流れを決めてて、
実際に運用してみて
うまくいかないところは
設定や仕事の流れを見直していく。
クラウド会計は最初にこうした苦労
が欠かせません。
けれど、
最初に苦労すればするほど
後からその負担を軽くしていくこと
ができることも事実なんです。
クラウド会計を使えば簡単
ではなく
クラウド会計は最初に苦労するもの
だけど、
苦労を徐々に減らして
効率化を実現できる可能性があるもの
と理解して頂きたいものです。
クラウド会計を利用したい目的
クラウド会計を利用したい、
あるいは自分自身で会計ソフトを
使えるようにしたい。
そうしたご要望を頂いた際に
確認していることは
クラウド会計を利用したい目的が何か
ということです。
クラウド会計を利用すると
最初苦労することが欠かせません。
けれど、
その苦労をしてでも、
慣れていくことによって
タイムリーに自社の数字を
自社で把握できるようにしたい。
そうした目的があれば
クラウド会計を導入して
最初は多少苦労したとしても
如何に使いこなせるようにして
目的を達成できるように
取り組みますよね。
【編集後記】
事務所で行う確定申告の業務でも
クラウド会計を利用していますが
毎年効率が上がって来ていること
を実感できますね。
【昨日の1日1新】
・とくになし